2年ぶりの開催！WITHコロナでみつけた新しい見本市のあり方 〜2021開催レポート〜

第４回目・2年ぶりの開催となる2021燕三条トレードショウは、コロナ禍による屋外レジャー需要が高まるなか、燕三条から数多くの製品が生まれており強みであるアウトドア特集をメインに開催。そして新型コロナウイルスの感染拡大が止まらないなか、新しい見本市のあり方を探る年にもなりました。

アウトドア特集について

燕三条が得意とする創意工夫を凝らしたアウトドア商品がズラリと登場！ シェラカップやクッカー、ナイフやナタまで、燕三条が誇る金属加工や刃物の技術が詰まったアイテムは使いやすさも耐久性も一級品です。通常はお得意様にしか提供していない希少な商品も多数登場しました。

リアル×オンライン！
ハイブリッド開催を実現

2021年の特徴といえばなんといっても会場だけでなく、オンラインでも見本市をご体感いただけるリアル×オンラインのハイブリッド開催。事前に各社担当者さまへ直接コンタクトがとれる商品ページを構築したことで、合計100件以上の商談に繋がるお問い合わせをいただきました。
また本見本市は海を越え、来日できない海外バイヤーに対して手厚いサポートも実施。ビデオ通話をもちいて展示会をご覧いただき、その後、出展社とオンライン商談のマッチングを行いました。

初の試みYouTubeライブ配信を実施！

2021年からの試みとしてさらに注目したいのが、商談先を迷われている、かつ当日ご来場いただけないお客様に向けて実施された、YouTubeライブ配信サービス。本サービスは、二日間にわたり全ての出展社ブースをめぐるコンテンツ展開にすることで、これまで注目していなかった企業や製品の発掘がスムーズにでき、市場開拓スピードを高める機会となりました。

新型コロナウイルス感染予防対策を万全にした上で熱量と確度の高い商談を実現

開催に際し、出展社や運営事務局だけでなく、来場されるみなさまに抗原検査を実施※したことで、感染者数ゼロを実現。累計来場者数は例年に比べ半分程度となりましたが、約800名の方にご来場いただき、ご来場者さまお一人ずつと密なコミュニケーションをとれた熱量と確度の高い商談を実現できました。
※ご来場予約を期日までにいただいた方に抗原検査キットの無償提供を実施

実行委員会による振り返り

第４回目、2年ぶりの開催となる見本市を無事開催できましたこと、改めてお礼申し上げます。日本が誇る金属加工の街『燕三条』のものづくりの高さをお伝えすること、そして、特に2021年は新型コロナウイルス感染予防対策に努め、出展社・来場者さまともに、安心感を持って取り組めたとのお言葉をいただき大変嬉しく思います。
また営業の自粛やイベントの中止が相次ぐなかでの開催は、これからの燕三条のものづくりの発展においてキーポイントとなったと感じております。

改めまして、このような状況下でもご来場・ご参加くださったみなさま、そして出展企業さまにお礼申し上げます。2022年の開催も引き続き、みなさまの期待を上回る場の創造をしてまいります。